みちのくガラス作家展

今日は久々に都内へお出かけ。

写真の「みちのくガラス作家展」を観に行くため。

 

この作家展は、東北で暮らし、

ガラス作品を日々制作している

作家さんのつながりを深めるために、

毎年開催されているグループ展。

毎年東北各県をめぐる企画展ですが、

昨年の震災で、松島の「藤田喬平ガラス美術館」

での開催目処が立たず…

そんな中、ようやく開催が決まったグループ展。

この時期、こうやって東北のガラスが都内で観られるというのは、

とても感慨深いものがあります。

 

仲良くして頂いている作家さんの作品と、

初めてお目にかかる作家さんの作品が集結すると、

同じ東北人として、誇らしく、嬉しく、

何よりガラスという素材が、触れる人によってこんなに表情を変えるのかと。

惚れ惚れと眺めてきました。

 

エントランス前に飾られた小牟禮尊人さんの作品は、特に印象深く。

たゆたゆと風に吹かれる水面のような…

海の満ち引きのような…

心がたゆたゆと同調して、すぅーっと引きつけられては返ってくるような、

不思議で美しい作品でした。

作業工程が何となく分かるだけに、どれだけ神経を集中して完成させたのだろう、

と想いを馳せたり、人の表現するものの奥深さを感じたり。

もうちょっとじっくり眺めていたかったなぁ~…。

 

ほかにもいろいろ行ったのですが、今日はこのくらいで。

お時間作って、是非観に行ってみてください。

 

GLASS*GALLERY KARANISさんで、

28日まで開催されています(日曜日休廊)。

10:00~18:00 (最終日17時終了)

〒107-0062

港区南青山5-3-10 FROM 1st.2F

 

ガラスはどうして人を惹きつけるのでしょうね、不思議です。